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1時間目
【ActiveX・Java・JavaScript...】について考える。 |
【ActiveX・Java・JavaScript】について。
【はじめに】
最近は、『より使いやすく、より楽しいサイト』を作るために、Active
XやJavaなどのを利用したサイトを目にするようになりました。
表現力や使い勝手の面では優れたこれらの言語ですが、不幸なことに、それらを悪意を持って使用することもできてしまうのです。
そこで、まず最初に、ActiveXやJava、JavaScriptを使用した悪意あるサイトに万が一アクセスしてしまった場合に起こりえる、いくつかの例を上げて説明してみたいと思います。
なお、Windows・InternetExplorerで、Active
X・Java・Java Scriptを無効にする方法は、後述の通りです。
【Active X】
Active Xは、「プログラムを一時的にダウンロードし、ハードディスクの好きな場所で活動させる。」という機能を持っています。
これを悪用されると...
・ | ハードディスクを初期化される |
・ | システムファイル(c:\windowsディレクトリに入ったファイル)を消去される。 |
・ | 他... |
という危険があります。
また、「プログラムを一時的にダウンロードし、ハードディスクの好きな場所で活動させる」という仕組みゆえ、予測不可能なトラブルや感染などの可能性もあります。
【Java】
次にJavaです。
ネットワークを介在させ、動作予測不能なプログラムを一時的にダウンロードしてくる可能性があります。
しかし、の面もそれなりに考慮されているので、危険度はそれほどではないかもしれません。
ただし、Java を有効にした状態で閲覧すると、アクセスIDとパスワードを盗まれるサイトも存在するかもしれません。
信頼のおけるサイト以外を巡る時は、気をつけましょう。
【Java Script】
最後に Java Script です。
これは危険というより重たい動作を次々と要求してきます。
・ | 勝手にウィンドウを次々と開けられ、広告を無理矢理見せられる。 |
・ | 同じくウィンドウを次々と開けられ、メモリを強制的に消耗させ、結果的にシステムを不安定に、または強制終了させる。
(通称:ブラクラ) |
・ | 出来の悪いスクリプトを読まされると、ブラウザを強制終了させられる。 |
・ | 他... |
といったイライラする症状に悩まされる可能性があります。
ただし、善意でこれらを使用しているサイトもたくさんあります。
特に、Java Script を有効にしておかないと、先に進むことができないWEBサイトもかなりあります。
普段は有効にしておいて、心配な時だけ無効にするのが良いでしょう。
などといっているまちがいだらけのバッシングのサイトも、悪意なしで使っていたりする...アセアセ。
でも、当サイトはこれらが無効であっても閲覧できるようになっていたりもする...ニンヤリ。
Windows・InternetExplorerで、
Active X・Java・Java Scriptを無効にする方法
WindowsマシーンでInternetExplorerを使用している場合の方法を簡単に説明します。
まずは、インターネットエクスプローラーを起動し、上部の【ツール】から、【インターネットオプション】を選びます。
すると、右の図が開きますので、○に示した【】タブをクリックしましょう。 |
次に、右の図の○の【レベルのカスタマイズ】をクリックします。 |
すると、右の図が現れると思います。そこで...
内にある【リセット】プルダウン(○の箇所)から、【高】を選んで、右側の【リセットボタン】を押しても良いですし、もうちょっとカスタマイズしたいと思ったら、その上の欄にある...
の各箇所を無効にしても良いでしょう。
注:カスタム設定のリセットで【高】にした場合、ここで説明している一部については無効になりません。 |
以上が基本的な設定方法です。
【注意】
当サイトでは、みなさまに安全で楽しいインターネットライフを楽しんでいただけるよう、このページを作成いたしました。
当サイトに書かれている説明をご覧になり、実行される場合は、自己責任でお願い申し上げます。
あくまでも、この趣旨を念頭に入れておいてください。
なお、質問等は基本的に受け付けておりません。
もっと詳しくお知りになりたい場合には、関連の書籍が数多く販売されておりますので、ご購入になり、勉強してみて下さい。
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