第一話:くんぞーさんの場合。
早速「くんぞーさん」から釣行記を送っていただきましたので、一発目のスタートです...。
3月29日に行った多々良沼での出来事です。 実は前の日に霞ヶ浦に行ったんですが、多々良のほうがおもしろかったのでこっちを書きます。 3月29日、ランカーがよく釣れることで有名な多々良沼(群馬県)へ親友と行って来ました。天気は晴、気温23度とまるで5月なみでした。 早起きが出来ない2人なので集合したのはなんと午前11時。 2人とも幼少の頃からの釣り師とはまったく思えないほどの寝坊コンビ。しかも3時には帰らなくてはならないという忙しいスケジュール。 王様のありがたいお言葉「釣りたかったら早く行け!」を思い出したけど、釣る前から「早起きして釣りに行ってもどうせ釣れないからなぁ」と早くもあきらめモード。これだからいつもあぶれてしまうのでしょうか? 現地についてさらに驚きっ!沼中人だらけ。ただでさえ小さい沼なのにこれでは魚を釣る前に人を釣ってしまうかも...なんて言ってる間にいつものポイントに到着。幸いそこには誰もいない...いるのは沢山の鳥たちとボート釣りの青年だけ。...なんでここだけ人がいないの? 誰もいないと逆に不安になるのが不思議。しかし、空いているにこしたことは無い。いつもだったらロッド一本に選りすぐった数個のルアーだけなのに、今回は選んでる時間が無かった事と、おかっぱりをしている人がいなかったので、メインのロッド2本とほとんどのルアーを持ち込んでお花見状態のまま、いよいよ釣り開始。 2人ともトップが大好きなのでいきなりトップで奇襲攻撃。去年の1匹目もここでテクノスイッシャーを使って釣っているので時期も時間も何も考えずにただひたすらに投げまくり。案の定なんの反応も無し。興味を示すのは鳥だけ。それでも1時間投げまくった・・・・ しばらくして目の前でボート釣りをしている青年が「フィッシュ!」。 釣ったルアーを見てみるとワームでアンダーショット。どんなワームかは見えなかったけど、ここで再び王様のありがたいお言葉を思い出す。 「釣りたかったら釣れてる奴の真似をしろ!」・・・・はい。今度こそ。 有無を言わさず実行あるのみ、早速トップからいきなりワームにチェンジっ! 釣れるのならルアーローテーションなんか全く考えない。っていうか知らない。 2人とも好きなワームを適当に選んでスプリットショット。もちろん狙う場所はさっき釣れてたところに向かって遠投。右手の人差し指に気を使いながらリトリーブ。 ...「フィッシュ〜っ!!!!」こんなところだけ王様気取り。 ワームにしてからほんの数分で見事大当たり!真似してよかったぁ〜!さすが王様! フックを外し、写真も撮ってリリース。そしてほっと一息、釣れた余韻に浸ってると続けて親友も「・・・・!!!!」無言だけどロッドが弧を描いている。 2人とも35センチ程度のバスだったけど期待してなかっただけにうれしい。 ふと,時計を見ると、もう3時まであと数分。「やばい帰らなくちゃ・・・・」。 まんまと釣り逃げしてきました。一体、まわりの人からはどう見えたのでしょうか? きっと、バス釣りのことは何も知らない、ただの運の良い初心者に見えたでしょう。 ...それで正解。 弧を描いて「...」のお友達。 どうでしょう?小学校の頃から作文、感想文は苦手なのでめちゃくちゃな文章ですいません。しかも昼休み、三時休みにあわてて書いたので...。 |