<画像:ジルジャンKカスタムハイブリッドスプラッシュ11インチ>
てなわけで、今年初の衝動買いです(笑
400年の歴史を持ち、シンバルメーカーとして世界中のドラマーから愛され続けているzildjian(ジルジャン)のKカスタム-ハイブリッドスプラッシュ(11インチ)。
スプラッシュシンバルとは、径が小さくてサスティーン(音の伸び)が少ない効果音的な使い方に適したシンバルです。
このKカスタムハイブリッドシリーズは、元・カシオペアのドラマーであり、アメリカの雑誌[Newsweek]の「世界が尊敬する日本人100人」にも選ばれたことがある神保彰さんがプロデュースしたシンバルです。
興味がある方は下の続きをご覧くださいませ!
外見で特徴的なのは、カップ部及びその周辺は音溝がないブリリアント(輝いている)加工となっており、その外側はKジルシリーズのレイジング加工になっている点。
これによって叩く位置による音色の変化やダイナミクスコントロール、サスティーンをコントロール可能で、最近目をつけていたシンバルだったんです。
で、1月4日に急にどうしても欲しくなり、楽器屋にGo!
ボクが元々使っている8インチのスプラッシュを持参して、相性を確かめるべく現物を試奏させて頂きました。
ボクはシンバルブランドにこだわりがなく、現在のドラムセットにはZildjian・Sabian・istanbul(分裂前のターキッシュ)など複数のブランド(元は同じ会社だけど個性が違う)のシンバルを使用しております。
自分が表現したい音を出せるシンバルを使いたいと考えているからなのですが、これが結構むずかしいんですよねぇ。
ブランドやシリーズを統一して径や厚さなどを変えて揃えれば、相性が悪いワケがなく無難なまとまりとなりますが、欲しい音を求めていたらブランドがバラバラになってしまいました。
ボクが元々使っているスプラッシュシンバルは、SABIANというメーカーのHHシリーズの8インチ。
果たしてZildjianのハイブリッドシリーズとの相性はどうなんでしょう?ということでワクワク感がいっぱいです。
お店に到着後、さっそく店員さんに試奏と自分のシンバルと対比したい旨を伝えます。
すると、すぐにこちらの意図を理解してくれて準備してくれました。
流石プロショップですねぇ。
次にこちらの要求する音を伝えると、何種類かのスプラッシュシンバルを次々に出してくれました。
新品を出してくれるので、ちょっと恐縮してしまいます。
どれも要望を満たす良い感じのシンバルだったのですが、やはりハイブリッドが気になりました。
ハイブリッドはカップ部とその周辺がブリリアントフィニッシュなので、11インチという径の割りには若干高音でなります。
元々持っている8インチ(高音)との高低差を出したかったので一瞬ためらいましたが、叩いている自分より聞いている方の耳にはどう聞こえるのかをチェックするために、店員さんに叩いてもらいました。
すると、叩きながらながら自分に聞こえてくる音よりも遥かにバランス良く聞こえるし、意外と音量も大きいことがわかりました。
シンバル一枚一枚にも個体差があるし、実際に自分の耳で確かめることってすごく大事なんですよね!
そんなワケでハイブリッドに決定!
次は2枚のスプラッシュシンバルを並べて配置するためのハードウェア購入です。
<画像:スプラッシュシンバル2連段差配置> アタッチメントは既に決めていたのですが、クランプをどれにするか悩みました。 そこで店員さんにアドバイスをもらうと、なんと昔ながらのギア敷きのものを薦められました。 ウィングロックが付いているものは耐久性の問題が…とのことです。 なにはともあれ、これでスプラッシュが二枚になったので、表現の幅が広がった2011年は、さらなる練習に励むことができそうです!