昔から
…
"もう少し食べたいなと思っても腹八分で我慢しなさい。その方が体のためは良いですよ。"…
と言われて来ました。
ゴルフの世界にも同じような事が言えますので、2つ3つ例をあげて説明致します。
[ゴルフクラブはやさしい方が良い。]
自分の能力に対して、そのスペックが限界ぎりぎりに作られているクラブは、本人が調子の良い時には、距離も良く出て、素晴らしい弾道で飛んでいきます。
その時は本人にとって最高のクラブになっています。
しかしながらこの様なクラブはひとたび調子が悪くなると、一変して難しいクラブ=魔物になってしまいます。
そのようなことを考えると、この言葉のように...
調子の良い時には、ゴルフクラブも少し物足りなく感じるくらいやさしいほうが良いと思います。
"コースに出たら臆病になれ"
久しぶりのラウンドだったり、少し風邪ぎみで体調がイマイチの時、欲を出さずに謙虚な気持ちでゴルフをすると意外と良いスコアが出たりして、上手く行く場合があります。
反対に、体調もよく前回のラウンドのスコアが良かったり、前日の練習場でも絶好調な当たりを出している時にコースへ出ると、
ものの見事に裏切られて散々な目にあってしまう事があります。
調子の良い時にはドライバーの距離が良く出て、狙った所へ真っ直ぐ飛んで行く様になり、ティーショットでの狙い場所をベストポジション一点に絞って打っていくようになりますよね !
しかしながら、自信を持って打ったボールが越えられるはずのバンカーに入ったり、スライスやフックをして林の中に入ったりすると、
自信満々の本人は失敗を反省する事なく、カァッときて次のホールで同じ過ちを繰り返してしまうということを経験していませんか ?
調子の悪い時は怖々とゴルフをしますが、絶好調の時には恐れを忘れ、狙い過ぎて失敗する事があります。
[勇気とは敵の正体を見極める事で、闇雲に相手に立ち向かう事ではない。]
これは宮本武蔵の有名な言葉ですが、この言葉を常に心がけ、悔いのないラウンドに挑みましょう!
次回14番ホール...
ゴルフは娯楽か?スポーツか?をお送りいたしますのでどうぞご期待下さい!