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◆ 屋上に花壇を作りました

屋上の花壇完成 話は前後してしまいますが、タイルデッキを敷いてひと夏が過ぎ、涼しくなったので今度は花壇を作ることにしました。  色々と調べていくうちに、最初は自分で作る予定でしたが造園業者に依頼することになりました。  その理由は、とんでもない量の資材(土、ブロック、化粧ボード、樹木など)を運ぶのが事実上不可能なこと(タイルで懲りてます)、ホームセンターで売っている化粧ブロックだけでは耐久性がなく、内側にはコンクリートブロックをモルタルでしっかりと作り二重構造にしたほうが良いこと、しっかりと2重に防根シートを施工しないと植物の根っこが屋上の防水層やコンクリートをも突き破るということがわかったからです。

  植物恐るべし!!

 造園業者は地元の方に決めました。
何かあった時にすぐに対応して頂けることってすごく重要だと考えているからです。

 その業者の方は東京ディズニーランドのジャングルクルーズのあの森を施工した実績があり、一瞬、「ウチもジャングル作りたい!」っと脳裏に浮かぶのをグッと堪えました。

 流石に屋上をジャングルにしたら、いくらRC構造だからといって、専用設計していなければ重さに持ちこたえられそうにないですし、その前に、いくらお金がかかることやら。

 そんなこんなで施工開始です…

 かなり長文で、自分用に忘れないようにという意味も込めての記事ですので、興味がある方だけ続きを読んでくださいね↓

 今回は花壇を3つ(長方形の花壇1号・変形の花壇2号・正方形の花壇3号)作る計画で、当初は4日間の施工を予定しておりました。
しかし、悪天候の影響などで結局6日間の施工となりました。
もちろん資材は高所作業車でウィーンっと搬入することにしました。

屋上緑化資材

 資材を搬入中。
もっとあるんだけど凄い量です。
屋上用の比較的軽い土なのですが、それでも1袋18kgって書いてありました。

 軽石やブロック、モルタルなどを合わせたら総量何トンくらいになるんでしょう??
流石に自分でこれを屋上に上げるのは無理でございます。。。

コンクリートブロックでワク組み さて、作業開始です。  まずはコンクリートブロックを使用したワク組から。  ブロックでワクを作り、その内側に防根シートを敷きます。 写真は向かって右側の変形花壇。エアコンの室外機があるので、噴出口の前は最低でも30cm離さないといけませんのでこのような形をリクエストしました。  左官って見ていて飽きないのはボクだけでしょうか? すばやく綺麗に施工しているので簡単そうに見えますが、意外と難しいんですよね。

ブロックと化粧ボード この写真は正方形の花壇3号(笑
 ブロック積みが終わり、ブロックの穴をモルタルで埋めて補強したら、化粧ボードを貼っていきます。 写真のようにコンクリートブロックと化粧ボードはモルタルで付けていきます。 化粧ボードは市販のものを使用しているので、花壇のサイズにジャストフィットではありません。  そこで、花壇に合うように職人さんが電動ノコギリで化粧ボードを切断しながら調整してくれました。  とても細かい作業で、関心しながら見ておりました。

花壇の排水パイプ そうそう。 屋上の花壇1号から3号は、高さを60cmにしました。  中低木を植えたかったのでこの高さが必要です。  さらに、排水パイプを付けてもらいました。一番したの段に軽石を厚めに敷き土の流出を防ぎます。 また、パイプの周りは二重にネットで囲み、ゴミなどによるパイプの詰まりを防ぎます。 こうして排水パイプを付けないと、大雨が降ったときに花壇の中に余計な雨水が溜まってしまうのです。

 そんなこんなで花壇が完成しました!

屋上の花壇完成

続いて自動灌水装置を設置しますが、これは自分でやることにしました。

自動灌水装置とジョイント 屋上には水道栓が一箇所付いています。今までは掃除用に使っていたのですが、これからは自動灌水装置にも使用しますので、まずはホームセンターなどに行ってジョイントの組み合わせを考えないといけません。 ここで気にしたのは、自動灌水装置を水平に保つこと。 斜めにすると見栄えも悪いし機能しない懸念があります。 そこで、本栓→45度タップ→二分岐ジョイントという組み合わせにしてみます。

 その先にタカギ社製の「水分センサー機能付 かんたん水やりタイマー」という商品を取り付けます。
また、花壇までの距離があるので、延長ホースを40mほど使いました。

自動灌水装置とジョイント さてさて延長ホースですが、最初は壁沿いを這わせようと思っていました。 しかし、見た目が悪いのでタイルデッキの下を潜らせることにしました。  潜らせるには、タイルデッキの下にパイプが通るように穴を開ける作業が必要です。 そこで、タイルデッキの裏面フレームに写真のような切り込みを入れます。 タイルデッキを一枚一枚剥がしてカッターで切り込みを入れるのですが、パイプが意外と硬いので上手く通せなかったり、切り込みが小さかったり…  水道栓から花壇一号まで直線でおよそ8m。 30cm角のブロックが一列に26枚。そこからさらにL字に方向を変えて花壇1号の裏面まで這わせますので、合計36枚のタイルデッキを剥がして2箇所に切り込みを入れてパイプを通してデッキを再度敷く。 これがなんとも重労働で、またまた腰が痛くなってしまいました;

屋上の花壇完成
そんなこんなを乗り越えて腰を痛めつつ、なんとかかんとかようやく完成しました!
写真向かって左奥にあるのが花壇1号。 右奥が花壇2号。 右手前が花壇3号です。

 以下、各花壇の植栽について写真とともに説明します。

花壇1号
屋上の花壇1号 花壇1号は、メインに低木の「エニシダ」。その周りには「モッコウバラ」を植え、前景に「ペパーミント」「スペアミント」などのミント類をチョイス。中景はボリュームを見てから考えることにしましたので春先まで待つつもりです。  花壇1号は完全に水槽のレイアウトの手法を取り入れてみました。そのため、自分でトリミングを行ってボリュームや高さのコントロールをして経年変化を楽しむ予定です。 写真では分かりにくいと思いますが、ぴょこんぴょこんと出ているのが自動灌水器のプラグです。

花壇2号
屋上の花壇2号 花壇2号では、背景に「モッコウバラ」を使用して、左右の花壇のバランスを整えます。前景には「ハツユキカズラ」を植え、中景はそのシーズンごとに色々な草花を楽しむという、どちらかというとダッジアクアリウムや洋風庭園のように整然とした景色になると思います。

花壇3号
屋上の花壇3号 花壇3号には「ジャスミン」を植えました。 また、以前から鉢で育てていた「セイヨウフヨウ」も植えてみました。

 やっと完成したのですがこれから冬到来です。
春になって新しい芽が出てきてからが花壇イジリの本番かな。
枯らさないように頑張りたいと思います!

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コメント

◆釣れない君
お疲れ様でした。
屋上の改装作業、大変でしたね。
序でに、家庭菜園も出来ますね。
そこで取れた野菜を、調理!?
その場でバーベキューも良いか?

◆とべちゃん

携帯からコメントできたようで良かったです!

野菜作りやりたいのですが、ウチの近所はカラスとハトがたくさんいるので、野菜や果物を作ったら間違いなく食べられてしまいます;;;

悔しいですっ!!

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