◆ ドラムスローン、D-1000を購入
長年使っていたドラムスローン(イス)にガタつきが出てきたので、色々と物色しておりました。
ドラムショップを何箇所か回って実際にスローンに座って叩いてみたり。
当初狙っていたのがサドルタイプと言われる、シートが自転車のサドルに似た形状のものでした。
各社から出ていて、雑誌などのインプレッションを読む限り「太ももの動きを妨げない」「前と後の向きを変えることによって好みに合わせられる」など、理想的な説明。
これしかない!くらいの勢いで購入するつもりだったのですが、実際に使用してみると...(汗
続きは↓から。興味がある方だけお読みくださいね!
ドラムショップで座らせて頂き、セットで叩いてみたのですが、ボクのドラミングスタイルには合いませんでした。
太もものあたりが気持ち悪い;
そこで、オーソドックスな形状を選ぶことにしました。
で、次に迷っていたのが、座面素材とシート内部の素材。
今まで長い間使い続けていたスローンは、座面が布地のものだったんです。
一番最初に購入したスローンは座面素材が革(合皮?)だったのですが、ボクが汗かきさんなのでドラムを長時間叩いていると凄い汗。
それに加えてドラムを叩いていると微妙にオシリが擦れてしまうため、オシリにオデキが出来やすくなってしまったのです。
そんなこんなで、座面の通気性が少しでも向上するようにと、あえて安い「布地」のものを使用していたのですが、最近のスローンは合成皮革のものかベルベットのものしかありません。
うーん、困ったなぁ。
でも、ないものはないので、合成皮革かベルベットか。
とりあえず、ベルベットのものを使ってみたのですが、これはこれで良いカンジです!
しかし、耐久性がないような気がします。
ベルベットだとツルツル、テカテカになりそうじゃないですか?
かなり気に入ったのですが、そんなワケでベルベットは却下!
合成皮革一択ですねぇ。
次に、シート内部の素材について。
最近のものは、各社とも低反発素材を使用しているものが目立ちます。
このタイプも実際に使ってみましたが、これも良いカンジです!
でも、低反発素材もヘタりが早いような気がするんだよなぁ。
ヘタったら買い換えれば良いじゃんって思うかもしれませんが、スローンなどが変わるとスランプになりやすいんですよ;;;
だから、なるべく自分にマッチしたものを長年使い続ける派なんです。
もちろん、「そんなの関係ないんじゃね?」っていうドラマーも数多くいらっしゃいますが、言い方悪いけど「ケツの据わり」って結構大事なような気がします(笑
実は、スローン変更の前にバスドラム用のツインペダル(キックペダル)も調子が悪くなってこの前購入したのですが、ペダル変更にともない現在スランプに陥っております;
キックのタイミングが微妙に合わなくなってしまいました。
というのも、長い間ダブルチェーンドライブ方式というものを使っていたのですが、新たに購入したものはダイレクトドライブモデルのツインペダル「DFP9500D」なのです。
チェーンドライブの場合は、ペダルのプレートを踏んだときにチェーンを伝わってビーターがバスドラムヘッドにヒットして音が出るのですが、このときにガタつきや遅滞をできるだけ出さないようにチェーンを二重にしたのがダブルチェーン。
昔はこれが上級機種でした。
ところが最近、ダイレクトドライブなるものが出てきました。
これは、チェーン代わりにアルミダイキャストにすることによって、伸びもガタつきもなく、「瞬時に反応」(タイムラグがない)&「パワーロスが少ない」という、画期的なものなのですが、この「タイムラグがない」というのが仇となってしまいました。
長年、ダブルチェーンを踏んでいたものですから、ダイレクトのレスポンスが良すぎてタイミングが合わず;
慣れるしかないのですが、曲中でペダルを踏んでいてなんだか気持ち悪い...
うーっ!
ってなっちゃう(笑
ペダルも購入前に試奏させてもらって気に入ったから購入したのですが、やはり曲に合わせみるとフィーリングの違いがモロに出てしまいました。
そんなスランプの中、スローンまで変えちゃって果たして大丈夫なんでしょうか?<自分
でも、ペダルに慣れてスランプ脱出!→スローンを変える→またまたスランプ
となるよりも、一気に変えてしまえーっ!
という荒療法を選択してしまいました。
ずっとお気に入りだったスローンにガタが出て、叩いていて腰が揺れちゃうので仕方ないんですよね。
本当は、スローンを変えて、新しいスローンになれてからペダルを変えたほうが良かったのですが、先にペダルの調子が悪くなっちゃったのでこの順番になってしまったのです。
ってなワケで、購入したのは、PearlのD-1000というモデル。
オーソドックスな円形座面のものです。
このモデルの他に「D-1000SP」というサスペンション機能つきのものがあるのですが、座った瞬間にショックアブソーバーが「ふわっ」と効いて、ドラムスローンとしては気持ち悪いカンジがしましたので見送りました。
さてさて、新旧スローン横並びの写真!
右が今まで使用していたスローン。左が今回購入したスローン
D-1000の座面の高さを変更する場合、まずはクイックリリースのナットを緩めてクランプを開き、ある程度の高さを決めてから微調整は座面を回転させて決めます。
この機構のおかげで、高さ調整がすばやくできるにも関わらず、ミリ単位の微調整も可能です。
座部の厚さ比較。
反転してしまって申し訳ないですが、下の写真は右が今回購入したD-1000です。
厚さはD-1000のほうがありますね。
内部のクッションが今まで使っていたものより厚みがあるということです。
座部の直径はD-1000のほうが若干大きいようです。
大きいほうが安定しますね。
だいぶ変わりましたねぇ。
たくさん使って早く慣れないとなぁ。
さぁ、今週末もスタジオでバンド練習予定です。
スローン変更後初めてのバンド形式での練習は、どうなってしまうのでしょうか?
(他人事だなぁ。他のメンバーに失礼だからちゃんとどうにかしろよ;)
関連情報(パソコンからの閲覧推奨)
・D-1000ドラムスローン(Pearl)
・DFP9500Dツインペダル(YAMAHA)