回を重ねるごとに参加者が増えてきた、バスフィッシングイベント『釣れないくんのおかっぱり釣り大会』。　大会の参加者や、ファンクラブ会員からは、「トラウトのイベントも開催して欲しい！」という要望が後を絶えなかったのが、2002年10月のことでした。

そこで、我々の本拠地を離れ、浜名湖フィッシングリゾートまで遠征した地方でのトラウト系イベントは、ファンクラブ会員のみ参加可能という、極限られた条件にも関わらず、80名の参加者を集めました。

2003年はこの結果と多くの要望を生かし、11月から3月までの5ヶ月間、毎月一回『釣れないくんの管釣り大会』を開催する運びとなりました。

この大会は、ファンクラブというワクを取っ払い、誰でも参加可能。
告知方法は、村田基ファンクラブ会員専用・「ファンクラブ通信」やメールマガジンに記載される他、各雑誌における潮来釣り具センター広告欄や、雑誌『Angling Fan』トピックスコーナー等とのタイアップ記事も予定。　さらに、『釣れない君のおかっぱり釣り大会』参加者データベースに登録されている1,000名以上の方にダイレクトメールを発送します。（もちろんインターネットを通じた告知や報告も行います。）

【大会概要】
大会概要、レギュレーション、スケジュール等については、現在調整中です。
決定次第、お知らせいたしますので、今しばらくお待ちくださいませ。

【大会趣旨】
釣りのイベント全般的に言えることなのですが、大会主催者という立場上、どうしても難しい技術ばかりに目がいってしまいがちです。　しかし、ユーザーは必ずしも超難解なフィッシングテクニックのみを求めているだけなのでしょうか？
我々、村田基ファンクラブでは、ユーザーとの1対1の対話などを元に、「楽しむためのフィッシングシーン」をいかに演出できるか？　参加者全員が笑顔で帰ることができる楽しいイベントとは何か？を考えてまいりました。
その結果、『釣れないくんのおかっぱり釣り大会』は、地方からもたくさんの方々が参加してくださるイベントにまで成長。今では愛知県、大阪府、四国、九州、北海道など、本当に遠くからも常連さんとして毎月参加していただけるまでとなり、この上ない幸せを感じている次第です。

楽しむこと...
私が釣りを始めたキッカケを考えてみました。
世界中を冒険しながら珍しい魚を釣ること？　それとも、トーナメントに出て優勝し、いつしかインタビューを受けること？
もちろん、フィッシングにのめり込んだ理由として考えるなら、そのような夢があったかもしれません。

でも、釣りを初めたキッカケとなると、そんな難しいことではなかったと記憶しております。
「単純に魚を釣る楽しみや、ストレス解消としての極々気楽な趣味として始めた。」のが私が釣りを始めたきっかけでした。
みなさんはどうでしたか？

その原点に戻り、「本当に楽しむための釣り」を強く意識したイベントが『釣れないくんの...』シリーズなのです。
『釣り大会』　という単語一つとっても分かって頂けると思います。　これはトーナメントではなく、あくまでも釣り大会なのです。
待ちに待っていた週末だから。　久しぶりの休暇だから！　遠路遙々参加したのだから！　そんな参加者の気持ちが一つになって、一日中釣ってお話して楽しんで。　もちろん村田基のセミナーやトークショーだって聞けちゃう！
アットホームで、楽しくてためになる。

『釣れないくんの管釣り大会』も、そんなコンセプトで運営したいと思っております。
一人でも多くの方に釣りの楽しみを理解してもらうことと、一年を通じて釣りの楽しさを忘れないで欲しいという気持が形になると...「釣れないくんの...」シリーズのようなイベントになるのです。

つまり...
釣り人口の拡大と釣り離れの防止。
それが我々の願いなのです。