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ま、まぁまだ最初だしこれからこれからっと思いポイントを移動。
しかし!これがまた不発。
でも見ると船首では1本2本ながらも釣れてるではないですか。
そしたらお友達が無言で魚を掛けていて、僕が「釣れてんだったらなんか言ってよ!」と一言。
でも友達は「多分タチじゃないなぁ」だって。
「じゃあ何さ?」と聞き返すと、「多分サバ」って言いながら、上げたらホントにサバでした。
あっ、このサバ...釣りあげられてからは、ピクピクピクって、テレビで見る通りのバイブレーションをしてました(笑 その後もじゃんじゃん移動を繰り返しながらシャクってはアタリなし。
最終的には下浦という所まで行き(目の前は城ヶ島)、シャクってましたがやっぱりアタリなし。
「タチさん、初心者イジメは勘弁してください(泣」と思いながら観音崎沖まで戻ってきた頃にはもうお昼近く。 ここまでは一切アタリなしでした。
実は11時前辺りまで潮が止まっていたせいでもあったみたい。
僕が「うき〜!釣れな〜い!!」って叫ぶと、友達が「ちゃちゃいくんもやってることはあってるんだよなぁ。こうなると後は魚次第になっちゃうよ」だって。 確かに周りも釣れてないしここはガマンするしかないみたい(泣
んで気がつくともうお昼。
あと2時間しかないのに大丈夫なのか?
晩御飯は食べれるのか?
などなど心配をしながらメタルジグ投入。
やっぱりアタリがない…
でも船首見ると釣れてるではあ〜りませんか。
さらには友達も掛け焦りに拍車がかかります。
「ヒィ〜…(泣」と心の中で叫んでると、シャクっていた手がいきなり止まり、反射的にフッキング!!
……あれ? 動かない...
水深は80m。
反応が出てるラインは60m付近。
PEの色を見ていたので、ジグがあるラインは60m付近と予測できます。
約20m上で根掛かりなんてするか??
じゃあこれは一体ナニ???
ワケがわからないので勝手に手が止まります。 すると横から友達が「それはね、魚っていうんだよ」だって。
「へ?だって動かないじゃん」って言ったやさきに、グングン!
おぉ!!引いてる!!引いてるぅ〜!!
さぁファイト開始です!聞いた話の通り休む暇なくグリグリ巻きます。
っつーかベイトで80m近く巻いてくるのって超シンドイっす!!
水面まで来るのにすでにヘトヘトになりながらも、やっとやっと見えてきました、ギラギラ光るあのタチウオが!
もらったぁ!!と思ったら、「ポロ」。 「はい!!!??? なんで??? せっかくの初タッチーがぁぁぁぁ!!!」
見事にバレました_| ̄|○|| 「そこまできてバラすか普通?」と友達から笑いながらのキツ〜イ一言。
「うるさいなぁ〜、次があるからいいの!」と僕も少々テンパってはいるものの内心は...
「…おぉ〜のぉ〜…(ToT)」。
でもコレでアタリ方がわかったので、ラインチェックをして再びジグ投入。
そして着底してから一言。
「どうやって釣ったんだっけ?」
そうです。
アタリはわかってもどうやって釣ったんだか全く覚えていなかったのです。
「うわ〜マジかよ〜、どうやったんだっけなぁ…?」
と必死に思い出しながらやると再びアタリが。
うりゃ!!
とアワせをくれるとやっぱりロッドが止まり全く動きません。
それでも全力で巻くとタチが付いてるじゃないですか。
「今度はバラすもんかぁ〜!!」と一人で叫びながらすぐさま船へ上げ1本目をゲッツ!
もう大喜び!
晩御飯が!
晩御飯が食べれる!!
大きさは指3本クラスでしたがこの際、気にしてません。
そういえばタチウオの測り方って指を横にした太さで言うんですね。
なんででしょう??
んなこたぁ気にせず次だ次!
そう思いジグ投入し、その後移動までに2本追加しました。
その中には指4本クラスを1本含み、これで計3本をキャッチしたことになります。
こうなるともう心境は余裕の一言です。
そんなこんなで移動時間を使っての休憩中に携帯が鳴り出てみると釣れない君でした。
(以下「釣」=釣れない君)
僕: | 「もしも〜し」 |
釣: | 「どうよ?釣れてる〜?」 |
僕: | 「釣れましたよ〜!まだ3本ですが指4本が1本混じりました〜」 |
釣: | 「おぉ〜!いいじゃんいいじゃん!今ちんぴらさんも来てるんだよ。んなわけでみんなで晩御飯待ってるから!じゃあね〜」 |
..ブチッ。 プーップーップーップー...
…えっ…?
電話切られた?...
そして、何? 晩御飯? いやいやいや、ちょっと待ってよ。
晩御飯ってねぇ、タイミング良すぎでないかい??
どこかで見てるのか?
恐るべし釣れない君でありました;
まぁいいやと思ってると次のポイントへ到着です。
さぁ、先ほど釣れた赤金のジグを落としてシャクるとすぐに反応が。
もうここまで来ると余裕です。
でも巻いてくるのは大変です。(汗
さらに落とすとバンバンアタリが!
炸裂しまくりです!!
が、この時使っていたロッドは1653R。
バンバン弾きます。(汗
かたや友達はソリッドグラス、1mもない自作ロッドでバンバンキャッチしていきます。
これが話しに聞いていた「ロッドの差」ってやつですね。
その後も炸裂しっぱなしでしたが僕は弾きっぱなしでした(汗。
さらにどんどんジグを落としてたのですが、実は潮の流れが早いのと船が動くせいで底が非常に取りにくい状況でした。
船に慣れてる友達も、「実はあんまし分かってないよ。結構適当だもん(笑」って言ってました。
ダメじゃん!!と思った方。
やればわかります。
ホントに底が取りづらいんですよ。
「まだ底に着かない〜」と思ってると、いつの間にかタチウオにラインを噛み切られたりしながらも(ぉぃっ!)釣り続け、 さらに、弾きまくりながらも結局6本。
友達はその日の竿頭となりお互い満足の一日でした。
そして...この釣りにハマってしまいそうな僕は、無謀にもタチウオトーナメントに出場するのでした。(←ある意味挑戦者だな;) |